山形県労福協は、2022年11月11日、山形県に対し「令和5年度労働者福祉施策と予算に関する要望書」を提出した。
舩山理事長は平山副知事に要望書を手交し、「労福協の各事業に対するご理解とご支援に感謝する。労福協は働く者の生活や暮らしを守るため、日頃より関係機関と連携を深め活動を展開している。県民からの相談は、内容も多岐にわたり深刻化しており、その必要性は高いことから、令和5年度も生活あんしんネットやまがた事業、総合的就業・生活支援事業、生活困窮者家計改善支援業務の継続を要望する。併せて働く者の生活支援、福祉向上の施策を積極的に取り組まれるよう要請する」と述べた。
これに対し平山副知事は「県民福祉の向上という目的は一致する。働くすべての人を大切にし、働きやすい職場環境の整備・労働者福祉の充実に向け、引き続き全力で取り組んでいく。一層の御理解と御協力をお願いしたい」と応じた。
なお、今回の要望事項に対する山形県の回答は、後日、書面で授受する。
令和5年度労働者福祉施策と予算に関する要望
1.山形県の委託事業の継続
2.平時における防災・減災対策の強化
3.格差の是正、貧困のない社会に向けたセーフティネットの強化
4.ディーセントワークの確立
5.安心・信頼できる社会保障の構築
6.くらしの安全・安心の確保