3月24日に開いた理事会で「2023年度事業計画」を決定した。
この3年間の事業活動は新型コロナ感染症の影響を受け自制してきたが、本年度は発症前の事業活動に戻す。
そのため、法人事業のふれ愛チャリチィーゴルフ大会、勤労者体育祭山形県大会は、スポーツ施設で実施してきた感染症対策が原則、終了したことから通常開催とする。
また、山形県から受託している生活あんしんネットやまがた事業、総合的就業・生活支援事業、生活困窮者家計改善支援業務は、県民からの悩みごと相談に応じ、信頼と共感を得られる労働者福祉運動の質的向上と社会的存在感の認知度を高めていく。
<重点的に取り組む3つの課題>
1「労働者福祉活動の普及啓発の推進」
・退職後の生活設計を考える「ライフプランセミナー」を9月から11月に県労福協主催で開催
・これから社会人になる高校生、専門学校生等を対象にした「労働関係制度説明会」を通年開催
2「地域共生社会づくり(SDGS)」
・支え合い、助け合いながら暮らすことができる社会づくりのための新たな活動の創造
・仕事や住居を喪失するなど様々な困難を抱える人たちに「生活・就労応援基金(ろうふくエール基金)」を活用した支援
3「総合的就業・生活支援事業における相談機能の向上」
・事業主体の山形県求職者総合支援センターの求職者に対する再就職支援対応力の向上
・山形労働局と山形県等の公的機関と就職を支援する企業団体との関係構築